Tammis Keefe
タミス・キーフ

〜ヴィンテージ・デザイナー物語〜

タミス・キーフ Tammis Keefe は、1913年生まれの女性テキスタイル・デザイナー。アメリカン・ミッドセンチュリーのコレクティブル・ファブリックと言えば、真っ先に名前が上がる人気アーチストです。

悲しいことに、1960年に46才という若さで没したため、その作品の年代が、1940年代、50年代に限られて希少価値が高いこと、デザイナーの感性とレトロなデザインが人気のフィフティーズという時代性が作品に色濃く反映されているところがコレクターには魅力といえるでしょう。

テキスタイル・デザインの特色としては、ピンク、ターコイズ、ゴールド、ブラックという色づかい、そして、ユーモアのある大人かわいい動物キャラクターや、天使のイラスト、また、自然にインスパイヤされたモチーフなど。

ヴィンテージ・ファブリック・コレクターの間では、特にハンカチが人気のデザイナーですが、キッチン・クロス、テーブルクロスなどのテーブル・リネン、シルクのスカーフなども非常に高い評価を受けています。

タミス・キーフ Tammis Keefeは、タミー Tammyという愛称で親しまれているのですが、実は、もうひとつ名前があります。それが、ペグ・トーマス Peg Thomas

タミス・キーフ Tammis Keefeというデザイナー・ブランド・アイテムが、ブルーミングデールズや、ロード&テイラーという高級デパートの特別限定商品として販売されていたので、今は亡きギンベルズといったそれ以外のデパートで販売するものには、ペグ・トーマス Peg Thomasのサインが使われたのでした。

彼女の本名は、マーガレット・トーマス・キーフ Margaret Thomas Keefe。ミドルネームとラストネームを使って一人二役のブランド展開をしていたなんて知識が披露できると、ちょっとヴィンテージ雑貨ファンとしては鼻高々ですね♪

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